4月7日。
シダレザクラがお二人の門出をお祝いしてくれるような慶き日。
春の寒さが少し残る富山縣護國神社にて厳かに神前挙式がありました。
当初は、「神社で挙式だけ・・・」と漠然と結婚式をお考えでいらっしゃったお二人。
「挙式だけだから・・・」と、特に衣裳合わせに長く時間をかけられ、
“春の結婚式”というイメージを大切に衣裳打合せを進めていかれました。
ご新郎さまはすっきりとした白の紋付袴姿、そして、ご新婦さまはマイカレンを。
白無垢に洋のテイストを加えた天女のようなイメージに。
オーガンジーの羽衣をまとった春の桜の妖精のように優しく、そして、美しい花嫁姿になられました。
ちょうど、春先で桜の時期ということもあり、お衣裳合わせの際から、
季節感を取り入れて、桜模様が入った柔らかな印象の白無垢がご希望で、
衣裳に合わせたオーガンジーの綿帽子で、より柔らかな春らしさをイメージしたコーディネートにしました。
ご家族の皆様にも「素敵な白無垢だね」「似合ってるね」と大絶賛。
ご新郎新婦さまはもちろんのこと、ご家族皆様にも喜んで頂けて、私たちもとても嬉しい瞬間でした。
お衣裳合わせを中心に打ち合わせを進めていく中で、次第に、結婚式に対する思いがどんどん深くなり、
「結婚式に着る衣裳はこんな感じがいいな・・・」という思いが大きくなっていくお二人のお姿をみながら、
「せっかく時間をかけて選ばれたお衣裳なので、式後すぐ脱ぐのはもったいない・・・」
「集まって下さったご家族様のために会食会も開いた方が良いのではないか?」
など、気が付くと結婚式に対するいろいろなご提案をさせて頂いていました。
と同時に、漠然と結婚式をするのではなく、自分たちの思い描く結婚式にしたい、という思いに、
お二人の気持ちが変化していかれた瞬間でもありました。
挙式後は和やかに、日本料理 山崎にてご会食を楽しまれました。
美味しいお料理に舌鼓しながら、お二人の、そして、ご両家さまの“絆”を深めることができたのではないかと思います。
お二人のご家族を大切に想う気持ちが伝わる一日でした。どうぞ末永くお幸せに…。
プランナー 森 葉純