WEDDING REPORT 2017・14

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10月8日。
本日は、当和楽グループのスタイリストの結婚披露宴のお世話をさせていただきました。

いつもはお店でのサロンワークに加え、週末には、裏方として花嫁さまのお支度やアテンド、ご家族さまのお支度にも携わっているご新婦さま。
今日は、ご新郎さまと一緒に主役として結婚式を迎えられました。

すでに入籍を済ませて、二人での新生活をスタートしているご新郎新婦さま。

結婚式の裏方の仕事といえども、当日主役のお二人の姿を少なからず目にしていたご新婦さまから
「挙式をする予定はなかったけど、やっぱり、けじめとして、挙式を家族での食事会をしたい。小さなものでいいので、結婚式と親族での食事会の席を設けたい。」
そんな思いから、この結婚披露宴の準備はスタートしました。

招待したいゲストは、家族と親族の皆さま。
ご年配や小さなお子様もいらっしゃることもあり、ゲストの皆さまのことも考えて、会場は、岩瀬の松月にて。
食べやすい和食で、美味しい磯料理を味わっていただくことに決定しました。

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人前式をしてから、お食事をメインに親族さまとの時間をゆっくりそ過ごすことを主にお話しを進めていきました。

オシャレセンスが抜群なお二人。
和の会場ではありましたが、ウエディングドレスとオーダーメイドスーツにてお過ごしになられました。

ウエディングドレスは、スラリとしたスタイルを活かして、柔らかなシルク素材に繊細なレースと一針一針手作業で施されたビーディングが特徴のスレンダーラインのシンプルなウエディングドレス。
タキシードは、ご新郎さまがその後も長く着られるように・・・と、お気に入りテーラーでお仕立てされたオーダーメイドの三つ揃えのスーツで。

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お二人の個性が活きるコーディネイトで、ゲストの皆さまからも、とてもキレイ。二人らしいとのお誉めの言葉を頂きました。
新婦の姪っ子ちゃんは、終始ニコニコ。柱に隠れて、「よっこちゃん。キレイ♡」とずっと、ご新婦さまを見つめていらっしゃいました。

人前挙式は、ご入場の際に、ご新婦のお父さまから新婦さまの手を新郎さまに託されてスタート。
新婦の姪っ子ちゃんのリングガール、そして、ゲストの皆さまにお二人の誓いの承認となっていただくウエディングツリーの作成と、出席者全員に参加して頂き、皆さまに見守られてお二人の挙式が滞りなく進みました。

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ご披露宴は、新郎の叔父様からの祝辞に始まり、新婦の叔父様からの乾杯と、親族の皆さまのあたたかい励ましのお言葉で開宴しました。
松月の美味しいお料理に皆さまの顔も一層にこやかに。新郎新婦さまのお席とゲスト席をできるだけ近くしたので、ゲストの皆さまとおしゃべりも楽しみながらお食事が進みました。

同じグループということもあり、お二人への突然のサプライズムービーが始まったり、出会いからなれそめまでのインタビューがあったり。。。と、驚きな演出もありましたが、笑いながら笑顔で親族の皆さまへ丁寧に応えられてお二人の人柄が溢れる一面もありました。

お食事をしたり、おもてなしをしたり、ゆっくりと楽しい時間を過ごしたい。そう話して下さっていたご新婦さまでしたが、「一つだけできるならみんなでやりたいことがある。」とお話しくださいました。それは、みんなでの「お餅つき」

以前、仕事でお手伝いしてくださった結婚式で見た「お餅つき」
「ゲストの皆さまが全員で、お餅をつく楽しそうな姿がとてもあったかくて印象的だったからと。。。」

新婦さまはおばあちゃまにいただいたエプロンを付けて準備万端!
皆さまからの「よいしょ!」の掛け声に合わせて、お二人で、リズムよくお餅をついていただきました。お餅つきを始めて間近で見たゲスト様も多く、最初は、興味深々だった皆さまでしたが、その様子をみた、お父様や叔父様、そして、ご兄弟さまが順にお餅つきに参加してくださり、皆さまでの「よいしょ~!よいしょ!」の掛け声で、あっという間に、つやつやのお餅がつき上がりました!
お二人で、丸めて、黒ゴマや黄な粉をまぶして完成!!お味見もバッチリ!!出来上がったばかりのお餅はゲストの皆さまに振舞わせていただきました。

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最後に、新婦さまと仲よしなお姉さまからもお二人へサプライズプレゼントが。

「自分の時もしてもらったから何かしてあげたいんです。。でも、大きなことをされるのは苦手だろうから…」と、新婦さまの気持ちを考えて、「ゲストの皆さまから、一言メッセージを書いてもらおう!!」と、受付後に、お二人には内緒で皆さまからメッセージを頂きました。「頑張れ!」や「おめでとう!!」とたくさんのお祝いメッセージが書かれた色紙と花束。突然のことで、戸惑いを隠せないご新郎新婦さまでしたがとても嬉しそうに受け取ってくださいました。姉妹だからこそわかることだなぁと、絆を感じた瞬間でした。

結びには、ご新郎新婦さまからご両親さまへメッセージカードのプレゼントを。

「花束やギフトのプレゼントとか、手紙とかは・・・入籍した後もいろいろしてきたし…」と、どんなお礼をしようかと悩まれたお二人。
「でも、もうこれで改まってお礼の気持ちは伝える機会はないよ!」と、お伝えさせていただきました。

お二人で考えた結果、それぞれのご両親様へ一言づつ「今までありがとうございました。」の気持ちをメッセージにしたためて、新郎新婦さまらしく、笑顔でお渡しになられました。

ゲストの皆さまも、お開きまで、新郎新婦さまとの時間を惜しむようにお過ごしになられ、お車や会場の玄関先まで歩いてお見送りをされたお二人。ずっと、手を振って皆さまを送られました。

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結婚式の相談を受けてから、あっという間の月日でしたが、一つ一つ、とても真摯に受け止めて下さったお二人。
感覚や考え方がとても似たところもあり、お互いを尊敬しているところも、常に伝わってくるほどでした。

「最高の一日でした!」と、本当に嬉しいお言葉をありがとうございました。
お互い、協力をしあって新生活を満喫していらっしゃるお二人。
夫であり、主人であり、一家の大黒柱として大活躍する毎日。
妻であり、主婦であり、そして、スタイリストとしてお客様をキレイにする毎日。
お二人で、これからもお二人のペースで新生活を楽しんでくださいね。

末永くお幸せに。

プランナー 上野陽子